本工法は、従来のオールケーシング工法では不可能とされていた『転石のある地盤、鉄筋コンクリート構造物・PCパイル・H鋼杭などの障害物が
取り残されている地盤、岩盤』における場所打ち杭・置換杭・柱列連続壁・さく井などを、より能率的に、より高い鉛直精度で施工する目的で
開発された技術です。今まで、できないとあきらめていた地盤や人力による深礎工法に頼っていた地盤における杭施工の機械化が可能になりました。
- 1.一軸圧縮強度137~206MPa(1,400~2,100kgf)/c㎡の転石・岩盤の切削ができることが確認された。
- 2.砂礫・軟岩層などの地盤において深度62m、シルト・粘土層などの地盤において深度73mまでの掘削ができる
- 3.鉛直精度1/500の掘削ができる
- 4.地中障害物(既存の鉄筋コンクリート構造物、鉄筋コンクリート杭、鋼杭等)が存在する地盤の掘削ができる。
- 5.クサビ型チャック機構により、ケーシングの締付けに対する信頼性が高まるとともに、チャック開閉時の油圧ホースの脱着不要により、作業てまが軽減。
- 6.ケーシングの押込力を自動制御することにより、切削対象物に適した切削状態の保持とカッタービットの過負荷防止が可能。
現在、大手ゼネコン施工現場で活躍中です。
杭工事、さく井工事のご要望お待ちしております。