工法紹介

各種場所打杭工事

オールケーシング工法

概要 ケーシング゙を全長にわたって圧入孔壁を保持しながらケーシング内をハンマーグラブで掘削を行います。
掘削完了後鉄筋篭を投入してコンクリートを打設しながらケーシングを引き抜いていきます。
全周回転オールケーシング工法は岩盤での掘削や地中障害撤去などの施工も可能です。
特長 鉄筋の共上がりの可能性があるベノト工法の場合、N値50以上の場合での掘削は著しく能率が低下します。
地下水位以下の厚い砂層がある場合、ケーシング引抜困難となる場合があります。
用途 場所打ち杭(基礎杭、柱列杭)、地中障害撤去
 

ベノト工法

概要 ケーシングを遥動させて圧入し掘削し、ハンマーグラブで、孔内の土砂を排出します。
掘削中は、ヒービングやボイリング防止の為に、注水を行うなどして水位を保ちます。
設計深まで達したところで、ケーシングを引き抜きながらコンクリートを打設します。
特長 ケーシングを選択することにより、幅広く杭径を選択できます。
ケーシングを使用して、孔内に水をはって掘削するので幅広い土質に対応できます。
掘削土は、安定液(ベントナイト系)を使用しないため一般残土として処分できます。
 

アースドリル工法

概要 ロッドの先端にドリリングバケットを取り付けて回転させ、バケット内に土砂が溜まったらバケットを引き上げ排出します。
孔壁保護はベントナイトを主体とする安定液を使用して行う為、ケーシングは表層部のみに建てこみます。
特長 孔壁保護に安定液を使用するためケーシングが不要です。
土質によって素掘りができます。低振動・低騒音で施工できます。狭い範囲でも施工でき、移動も容易です。
短所 10cm以上の礫層では施工が困難です。
安定液を使用して掘削するため、掘削土の処理がやや大変です。
 

BH工法

概要 泥水の循環により掘削する方法で、ロッド先端に取り付けたビットを回転させて掘削し、場所打杭を打設する工法です。
特長 マシンがコンパクト・軽量で狭い現場でも使用可能です。
低振動・低騒音です。作業が容易です。杭径φ600~φ1500まで施工可能です。
掘削最大深度 50m
 

深礎工事

特長 深礎工法は、狭い場所や傾斜地低空頭など建設機械が進入困難な場所での施工も可能です。
場所打ち杭の場合コンクリートをドライ施工できるので確実です。また、余盛の必要がなくハツリ作業が不要です。
当社では1m3・30mの掘削能力をもつパイプクラムも保有しており、近年多く見られる大口径大深度の深礎杭にも対応しています。
短所 緩い砂層や伏流水、被圧水の有る場所では掘削困難となる場合があります。
補助工法の検討(ディープウエル、薬液注入等)
用途 場所打ち杭(基礎杭、抑止杭等)、立坑、集水井
坑壁保持 鋼製リング鋼製波板、ライナープレート、モルタル吹き付け
 

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